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最大の災害対策は、普段からの備えです。

クレスト不動産販売の岩崎です。

梅雨が明け、もはや真夏のような暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
先日は、静岡県熱海市におきまして甚大な災害が起きました。
亡くなられたり、お怪我をされた方、そのご家族には謹んでお見舞い申し上げます。
現在も現地で作業されている方におきましても暑さで体調など崩されません様に。
地球温暖化の影響と言われている自然災害が、中国地方においては、平成30年の西日本豪雨や、先日の山陰地方の水害など毎年のように頻発しています。
残念ながら、この傾向は地球環境が改善しない限り続きそうです。
コロナも相まって、人類には大きな試練が立ち塞がってるようです。

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このような残念な状況下で見られる動きですが、不動産の世界では、まず不動産を購入する方、賃貸する方に、
契約に先立つ重要事項説明でその土地の安全性(土砂災害、水害、津波災害など)を公的な資料で説明することが義務化されました。
各自治体がHPなどで公表してる、ハザードマップを主に利用してご説明しています。

参考サイト

■ぽーたる広島 https://www.sabo.pref.hiroshima.lg.jp/portal/map/keikai.aspx
■福山市洪水ハザードマップの改訂について https://youtu.be/a7yKIFuUJqs

また、住宅の火災保険の金額もあがり、保険期間も短くなりました。
来年以降、ますます条件が厳しくなるそうです。
保険会社も踏んだり蹴ったりでしょう。

最近は、不動産の物件探しの優先順位にその土地が自然災害に強いか?安全か?がかなり上位にあがっています。
最近は、案内時に必ずと言ってもいいほど西日本豪雨の時にどうだったか?この地域は水害に強いか?のご質問を受けます。
利便性には優れているが、水害に弱いと言われてる平坦地を避けて、あえて水害に強い、しかしクルマが無いとキツイ坂の上の住宅地を探す方も増えました。
これは、平成30年の西日本豪雨の前ではあり得なかった傾向です。
住民の意識に変化が起きてます。

温暖で災害が少ないと言われていた山陽地方でも、確実に災害のリスクは高まってますし、高まり続けています。
最大の災害対策は、普段からの備えです。自分の住んでいる地域の災害リスクを知り、対策と準備をしておけば被害を最小限に抑えられます。
自治体のハザードマップ等、お時間ある時に見てチェックしてみてください。